後悔

テレビで「あきらめの悪いところが好き」みたいな事が言われていた。
しかし、そう言われた主人公は実は後悔だらけで、過去に戻りいろいろなことをやり直そうとしている。


とても、主人公に偏った設定だ。


簡単に考えると、あきらめの悪い主人公なら基本的には後悔しないはずだ。
それがなぜ後悔するのか?


おそらく、後悔とはあきらめの悪さとは関係のないところにあるのだろう。


それは、各個人の考え方と物事の大きさに左右されるものであるに違いない。
過ぎ去ってしまったことから気持ちを切り替えられずに、後悔の坩堝にはまる。
失ってしまったものの大きさに落胆し、次を目指さずにくよくよする。


つまり、未来だけを見据えて進めば後悔などしないのである。



しかし、人間は弱い生き物で且つ、過去から学ぶ生き物だ。
よって、後悔からは逃れられない。


だけど、少しでも前を見て生きよう。
そうすれば、きっと、今よりもいい人生になるはずだから。