イメージ

今私の言おうとしているイメージとは先入観のことだ。
この先入観と言うものは、物事を考える上では邪魔なものである。


テストをさらっと通して眺めて、分からないと思った問題があるとする。
私の経験からすると、分からないと一瞬でも頭によぎった問題は、分からないと言う先入観がインプットされているので、解くのに時間がかかる。
何も眺めず、順番に問題を解いていった場合は、全部解ける気で挑むので、冷静に問題に取り掛かれる。
なので、解く時間も若干早くなる。
(私に限った事例かもしれない。)


ほかの例を挙げると、放射線を照射されたじゃがいもである。
放射線と聞くと、体に悪いと言う先入観がないだろうか?
確かに、人体に浴びると癌になったり、白血病になったり、毛が抜けたりと良いことはない。
しかし、この効果を利用し、殺菌や芽が出ないようにすることができる。
放射線の研究を進め、その研究成果を利用することで、食品をより安全にできるかもしれない。
さらに付け加えると、放射線原子力発電所原子力研究所のような所だけしか存在しないとお思いではないだろうか。
これは違う。
放射線は特別なものではなく、自然界にも微量ではあるが存在し、我々もそれを体に浴びている。


ここまで言うと、放射線が絶対的に悪いと思っていた人も、少しは考えることになるだろう。
考えた結果、やっぱり悪いと思えば、それは正しいことだ。


要は、先入観だけで物事を決め付けず、自分で考えて物事の良し悪しを判断すべきだと言うことだ。